なぜ「訳さない」ことが大事なのか

多くの英語学習者がやりがちなことの一つに、
英語を見た瞬間に「日本語に訳す」習慣があります。

でも本当に重要なのは、英語を英語のまま理解して、英語で考える力なのです

そのカギになるのが paraphrasing(言い換え)
これは単に「同じ意味を別の言葉で言う」スキルですが、
英語を日本語に変換せず英語の中で意味をつかむ練習になるんです。

② Paraphraseとは?

paraphrase:言い換える・別の言葉で表現すること。

例:

  • “I’m tired.” → “I’m exhausted.”
  • “He’s very smart.” → “He’s intelligent.”
  • “I don’t like it.” → “It’s not my thing.”

同じ意味だけど、言葉が違う。
つまり「英語を日本語に直す前に、同じ意味の英語を探す」練習です。

なぜ英語を英語で考える練習になるのか

たとえば、
“make up your mind” を見たときに、「決心する」と訳す前に、
“I mean, decide.” って言い換えることができたら、

もうその表現を、英語を、英語で捉えられているということです。

これはまさに「英語脳」の思考回路。

💡ポイント

  • 日本語訳を“経由”しない
  • 意味の「輪郭」を英語で広げる
  • 語彙力・読解力・スピーキング力すべてに効く★

練習方法

  1. 英語の例文を見たら、英語で言い換える
    • “He’s angry.” → “He’s upset.”
    • “I don’t know.” → “I’m not sure.”
  2. IELTSのリーディング・ライティングで使う
    • 問題文や設問は「paraphrase」の塊。
      “The number increased.” ⇔ “There was a rise in the figure.”
    • 自分でライティングする際も「同じ語を繰り返さない」ために paraphrasing は必須!
  3. 英語日記で活用
    • 書いた文をChatGPTや辞書でparaphraseしてもらう
    • “I was happy.” → “I felt delighted.” / “It made my day.”

まとめ

英語を日本語に訳すのは悪いことではないけれど、
英語で理解して、英語で言い換えられる」ようになると、
理解のスピードもスピーキングの自然さも大きく変わります。

Paraphrasingは、単語力だけでなく思考の英語化のトレーニング🔤

簡単な単語や文章から挑戦してみてください^_^

それではまた!

See you next time!🎄